今回は「フットケア看護外来」をご紹介します。
フットケア外来は、糖尿病患者さんの足を守る外来です。
足のお手入れの仕方、日常生活の過ごし方など、患者さんに寄り添い共に
考えながら心と足のケアを目的として診療を行っています。
フットケアのチラシを自ら持って「爪が切れないからきってほしいんだよ」と
来院された方がいました。
拝見すると、爪が肥厚し、足全体が白く乾燥していました。
フットケア外来来院時に、足浴のあとに、爪切りを行いました。


「昼間は一人で暇なんだよ」とおっしゃっておりケアの間に日常生活のことや、
足のことなどいろいろなお話しを聞かせて頂きました。
最後に
「足が温かくなって、軽くなった気がするよ」
「足にクリームなんて塗ったことがなかった。やってみるよ」
と言って頂き、笑顔で「来月またよろしくお願いします」と帰って行かれました。
足のケアを通して自分自身の生活や病気について振り返る
機会になって頂けたらと思っています。
糖尿病患者さんの足の傷は、感覚が鈍くなっていることもあり気づかないうちに
進行してしまうことがあります。
なにより大切なのは予防と、早期発見です。
些細なことでも構いませんので、気になることがある方は
是非お気軽にお問い合わせください。
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