結婚を考えたときに、女性が受けておきたい検診をブライダルドックまたはブライダルチェックといいます。検査の目的は、結婚して妊娠したときに母体として健康体かどうかを調べること。子宮や卵巣に問題がないか、妊娠中にかかると赤ちゃんに影響を与える病気のリスクがないかなどを、超音波(エコー)検査や血液検査などでチェックします。昔からお見合い結婚ではお互いの経歴などを交換していましたが、最近では結婚を考えたカップルがそれぞれの血液データを交換して、お互いの体の健康について知るきっかけとすることもあるようです。
ブライダルドックには感染症の有無など、一般的な健康診断の検査項目にない内容も含まれています。会社の検診結果が「異常なし」でも、自分の体の健康チェックとして、受けておくのが安心でしょう。受診は結婚を考えたときに限らず、25歳、30歳など自分の中で節目となる年をきっかけにしてみてはいかがでしょうか。いつかは結婚と考えている男女、いつかは妊娠したいと考えている女性。ブライダルドックを受けてみませんか?
問診、聴打診、身長・体重、BMI、腹囲測定、視力、聴力(1000Hz、4000Hz)、血圧測定、 |
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子宮頸がん細胞診・内診、 |
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梅毒検査、肝炎(HBs抗原検査、HBs抗体検査、HCV抗体検査) |
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CEA(肝臓がん)、CA19‐9(肺がん)、CA125(卵巣がん、子宮がん)女性のみ |