そのためには、日進月歩の医療を習得し続けていくことはもちろん、患者様と家族の方々とも心の通った透析を歩んでいきたいと考えています。
「より元気に、より楽しく、長生きのできる透析」のためには患者様だけでなく、私たちスタッフの努力が必要と感じでいます。
お互いのコミュニケーションで一緒に楽しい透析生活を歩みましょう。
担当看護師が透析時に体調について話を伺っています。個々に看護計画を立て生活上で困っていることなど一緒に考え安定した透析生活ができるように支援しています。また必要に応じてケアマネージャーやソーシャルワーカーも対応しております。入院設備も内科・外科・整形外科・リハビリテーションに加え療養病棟も完備しております。さらに定期の血液検査・レントゲン・心電図・ABI等のほかにMRIやCT等の検査機器も充実しており急変時にも対応しております。
当院では働く世代の透析患者様を応援するべく、夜間透析を行っています。
透析をしていても自由に働いていいはずです。日中はバリバリ働いて社会との絆をしっかり保って、夜に透析を行うことができます。
伊奈町周辺にお住い、またはご勤務しているビジネスパーソンは一度お問い合わせください。社会とのつながりを失うことなく、透析生活を維持することで、より充実した人生を歩みましょう!
透析には食事制限が付き物です。
ただ、体格、運動量、合併症、家族構成。生活習慣、透析量などなどにより、患者様ごとそれぞれに合った食事内容があるものと考えています。
当院ではただ制限するばかりでなく、医師、看護師、栄養士と共にどのような食事が、その人の現在の状態にあった食事であるのかを真剣に考えています。
専門の栄養士と共に、楽しく長生きできる透析食事を一緒に実現していきましょう。
シャントは透析人生を送るために不可欠なものです。
言い換えると、よりよい透析人生を支えるために良いシャントであることが必須であると我々は考えています。
良いシャントとは、刺されるもの刺すものがお互いに負担が少ないもの。
すなわち誰もが穿刺しやすく、心臓に負担の少ないシャントであることであると考えています。
現在、携帯型の超音波検査を用いて、身近にシャントエコー検査を行っています。
当院では、透析送迎を行っています。
条件が合えば当院の無料送迎車を利用することが可能です。
通院が難しいとお考えの方も、ぜひ一度相談してみてください。
透析はいったい何時間行えば十分なのでしょう?
現在は技術の進歩に伴い、4時間透析を行う方が大半と思います。
当院でも1回4時間、週3回で透析されている方が一番多いです。
しかし、本当に全員が週3回4時間透析だけで十分でしょうか?
血流を上げるだけで同じ透析効率が得られるなら、短時間透析でも大丈夫でしょうか?
透析は24時間働いている腎臓の代替治療のひとつにすぎません。
我々は、より元気に、より楽しく、長生きできる透析を考えています。
ではどのように透析することが、より元気な透析人生を歩めるのでしょうか?
答えの一つに挙げられるのが、現在の日本では、長時間透析だと我々は考えています。
今よりもより長く透析時間を行うことは、より元気になる秘訣になると患者さんを通じて実感しています。
より元気で、より楽しい透析人生を考えている方、ぜひご連絡ください。
一緒に元気な透析人生を歩みましょう!
よりよい透析を送るために、当院で準備できることはなんでしょう?
患者様にとって元気が出る、明るい透析室でありたいと我々は考えています。
では、技術的にはどのような改善ができるでしょうか?
当院では、臨床工学技士が中心となって、日々透析液の清浄化問題に前向きに取り組んでいます。
よりきれいな水で、よりよい透析を行えるよう、日々努力しています。
当院では、2014年2月からOnLineHDFを開始しました。血液透析に加えて血液濾過を同時に行なう方法で、同じ時間でもより大きな分子もきれいになりやすく、長期の合併症がおこりにくいとされています。使用する水の清浄化には一段と厳しい検査を行なっています。Twitterにて毎月の清浄度に関しては報告していますので、ぜひFollowしてください。
当院では、患者様同士のコミュニケーションをとって、より楽しい透析生活を送ってほしいと考えています。週3回同じ施設で透析を行なっていく仲間同士が、苦楽を共にし、楽しいリクレーションを行なうことで、少しでも気分良く過ごしていただけることを願っています。透析患者様の会として<ひまわりの会>があります。当院の透析患者様、スタッフとともに楽しいひと時を過ごしませんか?腎友会からの毎月の冊子も届き、大変勉強になります。ぜひ、ご参加を!
当院の医師やスタッフからのお知らせとして、不定期ですが透析新聞を発行しています。透析に関わるお知らせや、ちょっとしたコツなどをスタッフの愛情をこめてお届けします。
長期透析患者様又は糖尿病を合併されている患者様には下肢の血流障害が起こることがあります。
また、下肢のちょっとした「キズ」がもとで、下肢の切断などになってしまうケースが多数報告されています。当院では月1回以上、足の状態を一緒に確認していく「フットケア」を行っています。タコ、ウオノメ、巻き爪、水虫、ひび割れなどをご一緒に観察し治療していくことで、元気になっていきましょう。
フットケアの一環として〈炭酸泉足浴〉という治療を行っています。炭酸泉とは、お湯に炭酸ガスが溶け込んだ「温泉」のことを言います。
家庭で使用されている炭酸ガスの発生する入浴剤の濃度が100ppmに対して、足浴に使用する炭酸ガス濃度は1000ppmと高濃度です。この「温泉」で足浴を10分~15分程度行っています。血行促進により皮膚創傷が改善したり、血管拡張により皮下血流量が増加すると言われています。下肢のしびれや冷感のある方、下肢の感覚が鈍い方、傷が治りにくい方に効果的と考えられています。下肢の血行障害のある患者様の治療として行っており、好評を得ています。
旅行や帰省にともなう臨時透析にも対応しておりますのでお気軽にご連絡ください。