医療情報管理課では、診療情報を適切に管理・活用することを主な業務としています。“診療に関する記録や情報”は近年重要性を増しており、二次利用性を鑑みたデータ構築や精度管理が必要です。当課の業務は診療情報管理士という専門的な資格を有した職員が行っており、データ精度管理のみならず、それらを有効的に活用していくことが求められています。
主な業務
診療記録の管理業務
診療記録が所定の様式と手順で作成され、的確に保管できるよう管理しています。
■ 診療記録貸出(アリバイ管理)
■ 内容監査
■ スキャン業務
■ 診療記録に関する文書の管理
診療情報の活用業務
医療の質や効率の向上、安全性の向上のために、有効的に活用します。
■ 各種統計
■ クオリティインディケータ(QI、臨床指標)活用
DPCに関する業務
診療記録を元に適切なDPCデータとなるよう、精度管理をしています。また、データ分析により、経営・医療の質向上へ活用します。
■ DPCコーティング監査
■ DPC提出データ作成
■ DPC分析
クリニカルパスに関する業務
医療サービスの標準化を推進するため、多職種と連携し取り組んでいます。
■ クリニカルパスデータ管理
5) 症例登録業務
■ がん登録
■ NCD登録
診療記録の開示に関する業務
その他院内での活動
各種委員会で積極的に提案・検討を重ね、院内全体で診療記録や診療情報の適切な管理=医療の質向上へとつなげられるよう、日々取り組んでおります。