診療科・部門のご案内

耳鼻いんこう科

当耳鼻いんこう科は、めまい・中耳炎・扁桃炎・アレルギー性鼻炎・突発性難聴といった一般的に知られている耳鼻科疾患のほか、頭頸部疾患なども含めた耳鼻いんこう科疾患全般に幅広く対処しております。

診療には、誠実で的確な診断と治療を心がけ、常勤医師1名と非常勤医師3名が診療に当たっております。必要に応じて、当病院グループである上尾中央総合病院の他、埼玉医大総合医療センター、自治医大さいたま医療センターなどの大学病院へ紹介により、更なる精査・診断・治療の過程をとっております。 季節によりましては、待ち時間等でご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、何卒よろしくお願い致します。

めまい

めまいを起こす疾患で代表的なものは、メニエール病がありますが、一般的には難聴・耳鳴・めまいの3主徴を伴います。変動する聴力も診断に考慮されます。
よく知られる突発性難聴もめまいを起こすことがあります。
聴神経腫瘍も難聴のほか、めまいや顔面神経麻痺を伴うことがあります。元々ある場合を除き難聴・耳鳴りを伴わないめまい疾患には次にあげるものが有名です。
良性発作性頭位眩暈症は、ある一定の頭位でめまいを起こします。多くは繰り返しめまいを起こす頭位を取ると、消失もしくは減弱する特徴もあります。
前庭神経という平衡を司る神経の炎症として知られる前庭神経炎の多くは、カゼなどの先行上気道感染後に強いめまいを起こします。
以上のほか、脳幹・小脳梗塞などの中枢性、心疾患、頸部疾患、自律神経要因、心因性、精神疾患、薬剤性まで様々ですが、左右の手足での感覚の違いや、運動障害、呂律や嚥下異常などがあると、脳疾患の疑いが高く、神経内科、脳外科の範囲になります。めまいに関して大まかに説明しましたが、状況に応じての検査・治療を行っております。

中耳炎

症状としては、耳痛(激しい拍動性)、耳鳴り、耳閉感、自声強調(自分の声が響く)などかみられます。
膿が排出されると、軽快していくことが多いです。慢性化になる前に受診をおすすめします。
急性・慢性・真珠腫性・滲出性などの診断に応じて、抗生剤・鎮痛剤・消炎剤等の投薬を行い、鼓膜の切開など処置が必要であれば行っております。難治性のものや、繰り返す(慢性)症例にはアレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・アデノイドなどの疾患を伴っていないかなど診断には注意する必要があります。

扁桃炎

症状としては、高熱が出て、のどが腫れ、水分が飲み込みにくくなります。時には異物感を感じる事もあります。扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍に悪化しますと、口が開けにくく、食事ができない場合もあります。膿瘍化したら穿刺や切開で排膿を要することが多くなります。抗生剤、鎮痛剤等の投与を行い、慢性化・化膿を繰り返す場合は、注射・手術が必要となる場合があります。

声帯ポリープ

症状としては、嗄声(声が嗄れる)・つまり声・しゃがれ声・高い音を出しにくい等があげられると同時に喉の違和感・発声時の違和感などがあります。
喉頭ファイバースコープ検査にてポリープの診断が可能です。

アレルギー性鼻炎

症状としては、発作性反復性のくしゃみ、水性鼻水、鼻閉などがあります。
通年性と季節性があり、花粉症・ダニ・カビによる鼻炎もすくないことがわかってきております。抗アレルギー薬などの投与を行います。

鼻骨骨折

初期対応として、レントゲン検査を行い、状況に応じて鼻内整復を行います。

難聴

突発的に難聴・耳鳴りをきたすものと、加齢性に伴うものがあります。
■突発性について
症状としては、突然聞こえが悪くなり、耳鳴り・耳閉感・めまいを伴うこともあります。
原因は不明ですが、血行障害・ウィルス感染などが考えられます。ステロイド剤・血流改善・代謝改善剤などの投与を行います。早期治療を行うことが重要です。ただし、めまいを伴った症例は治りにくいとされています。
■加齢性について(老人性)
症状としては、高音が聞こえにくい、テレビの音が大きくないと聞こえない、日常生活には不自由がありませんが、聞き間違えたり、語尾がはっきりしないなどがあります。 標準純音聴力検査等をおこない、必要に応じて補聴器の装着をおすすめ致します。

甲状腺疾患

甲状腺は、喉の下部にあり大きさが縦4cm、重さが15〜20gで蝶が羽を広げたような形で、気管の前方についています。薄くて柔らかい臓器なので普段では喉を触っても分りませんが、腫れてくると手で触ることができ、見ただけでも腫れが分かる場合があります。甲状腺の大きさ、腫瘍病変の位置や大きさ・性状などを超音波検査にて調べます。検査は、痛み等は生じませんのでご安心ください。必要に応じて他科との連携をして対応しております。

睡眠時無呼吸症候群

いびきが気になる方や突発的に(気づかない間意識がなく)眠ってしまう方は、この疾患に該当が考えられます。夜間睡眠中に10秒以上無呼吸または、低換気が繰り返しているかどうかを検査(パルスオキシメータを使用)し、確定診断を行うことができます。

常勤医師